水虫(感染経路~外出先編~)について③

 こんにちは!

 前回は白癬菌の自宅での感染経路や予防法などをお伝えしました!

 今回は外出先での感染経路や予防方法をお伝えしたいと思います。

 

感染経路外出先~】

①公衆浴場・温泉・プール・ジムなどの公共施設

   よく水虫菌をもらいやすいのが上記の場所ですよね。

   たくさんの人が利用する場所で楽しいけれども気を付けないといけない点がたくさんあります。

   外出先もうつらない・うつさないがポイントですね。

スリッパ

    まず施設で靴を脱いだら履くのはスリッパですよね、ほとんどの施設で利用があると思います。

    自宅編でもお話しましたが共用することで感染してしまいます。

※共用施設ではマイスリッパを持参して感染の拡大を防ぎましょう。

 また裸足でスリッパを履くのはおススメしません。

カーペット

 感染する可能性があるので裸足はなるべく避けましょう。帰宅後は足をすぐに洗い菌の増殖を防ぎましょう。

足ふきマット

 こちらも自宅編で紹介しましたが共用スペースで感染してしまうのがこの足ふきマットが多いです。

 温泉やプール、ジムなどの利用が多い方はマイタオルを持参するようにしましょう。

 もし、マットを利用したら帰宅後すぐに足を洗うようにしてくださいね。

※一番大事なのはその日のうちに足(触れた部分含む)を洗い次の日に菌を持ち越さないようにすることです。

 

動物園ふれあいコーナー)・野良猫などの野生の動物

 白癬菌をもっている動物には触らないようにしましょう。特に野生の動物には注意が必要です。

 施設の管理下にいる動物でも触れたら石鹸で洗って消毒をしましょう。

 すぐに洗えない場所には触れないように(頭・顔など)

 家の中で飼っている動物より菌をもっている可能性が非常に高いので白癬菌に限らず触れる時は注意しましょう。

※白癬菌は人獣共通感染症です。人間から動物へ感染してしまいます。

 毛が抜けたり、痒みが出たり苦しい思いをさせないようにしましょう。

 

 

 外出先では自宅より感染率が高まりますので菌を自宅に持ち帰らないように気を付けましょう!

 次回は治療方法などについてお話ししたいと思います。

 

 

 

2019年8月1日

水虫(感染経路~自宅編~)について②

こんにちは、前回は水虫菌(白癬菌)についてお話しましたが

今回は白癬菌にどうやって感染するのかお伝えしたいと思います。

わかりやすく「水虫菌」という表記で記載させていただきますね。

 

水虫菌の感染経路

 水虫菌は空気感染はしませんが、皮膚に接触してから

 24時間以上高温多湿の状況かに置かれると感染するといわれています。

 実は感染する場所は日常生活にも多く外出先などでも注意が必要になってきます。

 ちょっとした工夫で避けることができますのでよろしければ参考にされて下さいね。

※水虫マナーとしてうつらない・うつさないことポイントとなります!

 

水虫菌の感染場所)】

・床やカーペット

 床やカーペットなど足が直接触れてしまう環境下での感染の可能性もあります。

 高温多湿の場所で日が当たらないところなどは菌の繁殖が時期によっては注意が必要です。

・脱衣所の足ふきマットや共用しているタオル

 水虫菌は足以外にもできるので体に感染していると足ふきマットだけでは予防できません

 ご家族間で感染している方がいる場合注意しましょう。

 また感染しないためにも自分用のタオルを使用して予防しましょう。

 共用のバスマットは使用せず、マイタオルで足を拭くようにしましょう。

・スリッパ

 家族間でも共用することで感染する可能性があります。

 感染している方がいる場合は共用は避けましょう。

・靴

 靴は蒸れやすく、特にビジネスシューズなどの革靴は注意が必要です。

 靴以外でも同じ履物は二日続けて履かないようにする。

 乾燥材などを入れ湿気から靴を守り、菌が繁殖しないように気を付けましょう。

 蒸れる靴は裸足で履かないなども大切です。

・靴下

 靴同様に靴下も注意が必要です。共用はやめましょう。

・ペット

 わんちゃんや猫ちゃんなどで水虫菌(白癬菌)に感染している場合は注意が必要です。

 それ以外の動物でも白癬菌にかかっている場合は触らないようにしましょう。

白癬菌人獣共通感染症のため人間から動物へ感染してしまいます。

 ペットも大事な家族ですよね、毛が抜けたり・痒みなどの症状が出て苦しい思いをします。

 また、病院にかかる事でもストレスにもなりますよね。

 特に高齢・若年や免疫力が弱っている時にはかかりやすいので注意が必要です。

 未然に防いで大事なペットを守りましょう。

 

                            次回は外出先での感染経路をお話したいと思います。

 

2019年7月25日

水虫(白癬菌)について①

こんにちは!

じめじめとした日がづづきますね

この時期に増えやすい水虫のお話をパートごとにわけてお伝えしたいと思います。

日本で水虫にかかっているのは約2500万人で

なんと5人に一人が水虫にかかっているといわれています。

結構多くの人が症状に出てなくてもかかっていることが多いのが水虫の特徴です。

症状がないからと安心している方も一読お願いします。

 

【水虫とは】

表在性皮膚真菌症といわれており

足にできる水虫は足白癬(あしはくせん)といいます。

水虫は足以外にも爪や手、頭、陰部、体にもでき他者にも感染してしまうので注意が必要です。

 

真菌(しんきん)とはカビのことをいい、水虫菌は医学用語で白癬菌といいます。

この白癬菌が皮膚にくっつくと角質層を溶かしながら栄養を蓄え、そして増えていきます

角質層まででは何も自覚症状がありませんが角質層の下に達することで生きた細胞たちと接触します。

この生きた細胞たちは白癬菌を排除するために様々な化学物質を出し

そのせいで炎症やかゆみ、水ぶくれなどの症状が現れてしまうのです。

 

白癬菌の有無は顕微鏡検査で判断が可能となっておりますのでお気軽にご相談ください。

水虫の薬(市販の薬も含めて)を使用している方は、検査をしても菌が検出されません。

薬は使用せずに検査を受けましょう。

また水虫の薬は刺激があります。自己判断で水虫と判断して使用するのはトラブルの原因になりやすく

必ず医療機関を受診して正しい判断のもとで薬を開始しましょう。

 

                        次回は感染経路や予防方法などをお伝えしたいと思います。

2019年7月18日

陥入爪③(予防方法)

こんにちは!

前回は治療方法をご紹介しましたが

今回はご自宅でもできる簡単なものも含めて予防方法についてご紹介したいと思います。

悪化させないためにも是非お試しを

 

【予防方法】

・深爪をしない

・靴は正しいサイズの物を

・先のとがっている靴やつま先が窮屈になる履物は避けましょう。

(パンプス・ヒールの高いもの・ビジネスシューズも合うものを)

・指全体が地に着くように歩く

※歩かなくなると爪は丸まっていきます。歩くことによって平になるので運動不足の方も気を付けましょう。

 異常がない爪でも

 今の爪の切り方はあっているのかな?

 長さが分からない!など疑問に思ったらなんでもご相談ください!

 

 また運動をよくする方で足の裏が固くて痛い方、痛くなくても気になる方

(鶏眼や胼胝)お困りの方は削りも含め治療を行っておりますのでお気軽にご相談ください。

2019年7月14日

陥入爪②(治療方法)

こんにちは!

今回は陥入爪の治療方法についてお話していきたいと思います。

【治療方法】

状態によっては様々な治療法があり

保険適応の治療と保険外の治療にわかれています。

*当院では保険治療で対応中が

・テーピング療法

・液体窒素療法(肉芽種)

・炎症しており薬が必要な場合の処方

当院では主に上記の治療方法を行っております。

担当医師が患部の状態に合わせて適切な治療を行いますのでご安心ください。

 

次回は予防方法などをお伝えしたいと思います😊

 

 

2019年7月4日

陥入爪(かんにゅうそう)について①

こんにちは!

今回からは陥入爪についてパートごとに分けてお話していきたいと思います。

【陥入爪とは】

爪の角が周囲の皮膚に食い込み、皮膚に炎症を起こした状態です。

※深爪(爪の切り残しも皮膚に刺さってしまう場合も)

 合わない靴、圧迫するタイプの靴(ハイヒール等)なども注意が必要です。

おもに足の親指に発症することが多く、皮膚に痛みや発赤、腫れを引き起こします。

陥入爪を発症すると、局所の感染症を併発することもあり、放置すると肉芽組織が生じ出血も伴うこともあります。

また、重篤な状態になると皮膚の潰瘍や壊死まで進んでしまうことがあります。(主に糖尿病の方に多く見られます。)

陥入爪(写真)見たい方はこちらから!

 

感染していなくても自分では切れない・怖い方も当院で処置しておりますのでお気軽にご相談くださいね。

爪の状態によっては水虫も併発している場合もありますので一緒に治療を進めることもおすすめします。

 

次回は治療方法についてご紹介したいと思います😊

 

2019年6月27日

いぼってなんだろう?③(液体窒素療法について)

こんにちは!
前回はいぼの感染経路や予防法などについてお話しましたが    ※前回をご覧になってない方はコチラから!
今回は、治療方法についてお話していきたいと思います。
当院では液体窒素療法という治療方法を行っておりますのでご紹介します。

 

液体窒素療法

−196℃の液体窒素を症状に合わせた大きさの綿棒にとって患部に当てる治療です。
患部を瞬間的に凍らせることで、ウイルス感染している細胞を破壊し
同時に患部周辺に炎症を起こすことで免疫細胞を活性化させウイルスを排除する効果があります。
痛みの強さ、感じ方には個人差がありますが
治療時には冷たい氷を押し当てた時のような痛みを伴うと言われています。
いぼの大きさや場所によっては痛みではなく冷たさしか感じない方や時間が経ってやっと感覚がわかる方もいらっしゃいます。
皮膚の厚い部分(主に手や足)などは角質も重なり液体窒素が浸透しにくい場合もありますので
状態によっては角質を削る処置後に液体窒素を当てる時があります。

治療のペース

患部の様子を見ながら1~2週間に1度のペースで行います。
間隔が空くことによってウイルスが増殖してしまい
増えたり・大きくなってしまったりと治療効果が薄れてしまう可能性がありますので
治療間隔は空けすぎないよう注意が必要です!

※治療の期間は、症状や体質により経過に個人差があります。

 

2019年6月20日

いぼってなんだろう?②(感染経路)

こんにちは!

前回はいぼのウイルスなどについてご紹介しましたが

今回はいぼの感染経路についてお話したいと思います(^^♪     前回のいぼってなんだろう?①はコチラから!

 

 

感染経路

*ヒトからヒトへの直接的接触感染

*器具などを介した間接的接触感染

自分で掻き壊すことによっておこる自家感染

 

いぼがある人は患部をむしったり触ったりすると

 ウイルスがついて上記同様の感染を起こすことがあります。

 特に自家感染(自分の体の別の部位に感染)が多いので注意しましょう!

 

予防法

ウイルスによる感染のため

傷(小さな傷含む)があると感染しやすくなると言われています。

乾燥肌や痒みを感じた時に引っかくようなことをせず

外傷を起こしやすい手足、肘や膝、髭剃りなど

傷を作らないように工夫したり

肌荒れに対するスキンケアも心掛けましょう😊

 

 

次回は治療法についてご案内したいと思います。

 

 

2019年6月13日

いぼってなんだろう?①

こんにちは!小中学生にも多いいぼ

今回は疣贅についてお話ししたいと思います。

 

疣贅(ゆうぜい)とは

100種類以上のHPV(ヒトパピローマウイルス)によって引き起こされる

皮膚の小さな増殖病変で一般にいぼとよばれています。

膨らんだもの又は平坦な病変として

あらゆる部位(顔面、指、胸、陰部、足の裏、首、など)の皮膚に出現してしまいます。

写真を見たい方はこちらからどうぞ!(手と足のいぼの画像になります)

よくできる部位として多いのはにできる方が多いですよね

たこ(胼胝)、うおのめ(鶏眼)と思ったらいぼだった。

そのケースもよくございます。

これはいぼかな?たこかな?うおのめかな?…なんだろう??

疑問に思ったら自己処理せずに来院してくださいね!

胼胝・鶏眼でも治療をしていますのでお気軽にご相談ください😊

 

次回は、いぼの感染経路について、詳しくお伝えしたいと思います!

2019年6月6日

6月は水いぼ治療強化月間!

こんにちは、暑い日が続きますね~🌞

6月は水いぼ治療強化月間です!

今月からプール開きが始まる施設さんも多いと思います。

またスイミングスクールに通っているお子さまや

市民プールなどの公共施設をご利用のかたも参考にされてください♪

 

当院では水いぼの治療(摘除含む)を行っております。

自然治癒という方法もありますが時間がかかってしまいます(:_;)

施設の規定もあり、時間もない!

そんなお子さまには摘除をオススメしております。

当院では医療用のピンセットを使用し

お子さまが怖がらずに頑張れる環境を整えられるように心がけております。

麻酔のテープもご用意していますので、痛みの軽減になります。

 

 

また、水いぼ摘除に関しましてはご予約が可能となっております。

治療やご予約の詳細は水いぼ治療についてからお入りください。

2019年6月1日

診療時間・アクセス

〒272-0133
千葉県市川市行徳駅前1-26-12 行徳駅前六甲ビル4階
東京メトロ東西線「行徳駅」徒歩0分

診療のお問い合わせは047-397-7777。
診療時間・アクセス
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09:00~12:00 診療 診療 診療 診療 診療 診療 診療
15:00~19:00 診療 診療 診療 診療 診療    

※祝日休診

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