水いぼについて①
今回は水いぼについてパートごとにわけてご紹介していきます😊
水いぼとは
正式名称は「伝染性軟属腫」といいます。
伝染性軟属腫ウイルスによる小さなイボで、免疫力の弱い幼児~小学校低学年の子どもに多く発症します。
見た目はつるんとしていて水っぽい光沢がありますが痛み・かゆみといった自覚症状はほとんどありません。
水いぼはどこにでもでき、顔や手足など体のほどんどに広がってしまいます。
自然治癒には半年~数年ほどかかる場合もあります。
アトピー性皮膚炎・乾燥肌・アレルギー体質のお子さまは、水いぼになりやすい傾向があります。
また、ステロイドを塗ると水いぼが増加しますので、アトピー性皮膚炎の治療が適切にできなくなってしまうというデメリットもあります。
患部を掻いてしまうと手にウイルスが付着し、その手が触れたほかの部位へと感染が広がってしまいますので
水いぼができたら掻かないようにし、見つけ次第早めに来院してください。
次回は感染経路についてお話します😊
2020年5月7日